愛着障害と不安定型愛着

愛着障害の治療には心理療法

愛着障害と不安定型愛着

愛着障害とは幼児期に母親および父親からの適切な愛情を受けられずに生育することで生じてきます。それはDSMアメリカ精神医学会でも反応性愛着障害として診断基準がまとめられています。幼児期の虐待やネグレクト、養育者がしばしば交代するなどの状況で、特定の人(母親)への愛着が損なわれることで、この反応性愛着障害がおこります。誰にも愛着しない警戒心の強いパターンになるものを抑制性愛着障害と呼び、誰にでも愛着行動を示してしまうものを脱抑制性愛着障害と呼んでいます。抑制性愛着障害はごく幼い頃に虐待されたり、育児放棄されることでおこりやすいものです。こうした愛着障害をかかえたまま大人になると恋愛と結婚に大きな障害となってしまいます。ところが一般の児童でもその3分の1が不安定型愛着のパターンを示すことがわかってきました。つまり成人の3分の1の人は、対人関係で困難を感じやすく、恋愛や結婚がうまくいかない悩みを抱えているということです。もちろん、程度の差がありますので、克服して幸せになる事例も多いのです。

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