愛着障害

愛着障害の治療には心理療法

愛着障害 症状

催眠

愛着障害とは、広義にはありふれていて、三人に一人はその傾向があるといわれています。虐待のような激しいストレスを受けることでおこる狭義の愛着障害の場合、はっきりした対人関係の障害がみられるので、わかりやすいのですが、広義の愛着障害というのは、ちょっとした親との葛藤、ストレスに端を発し、その後、真の和解ができないまま、成人にいたるもので、非常にありふれています。そして、これが、恋愛依存や恋愛恐怖の遠因になっていることがわかっています。それだけでなく、愛着障害が根源にあることで、人格障害が発症したり、うつ病などのメンタル疾患がおきている可能性が高いとされています。

小児科医のJ・ボウルビイの『乳幼児の精神衛生』

ボウルビイによると、無感動な精神病的性格を持った子供には必ずその過去に次の三つのうちいずれかの生活体験があると言っています
【1】三歳までの間、母も養母もなく、母性的人物との愛着関係を欠いた。
【2】四歳になるまでの間のどこかの時期に三カ月から六カ月、母の愛が途絶えた。
【3】四歳になるまでの間のどこかの時期に母親が代わった。

愛着障害を引き起こす大きな原因

愛着障害は、克服するのが非常に難しいのですが、認知行動療法や内観療法のような自己の内面をふりかえる自己洞察で、歪んだ認知を修正していくことができます。つまり、潜在意識の中のプログラムを書き換えるということです。人生脚本の書き換えということです。これを行うには潜在意識の働きを理解することが先決です。愛着障害は、軽度のものを含めると、ありふれているもので、病的意義が明確化されている狭義の愛着障害の場合は、幼児期の虐待やネグレクトと密接に関連しています。そして、一般にありふれている愛着障害は、虐待やネグレクトが存在しないケースにみられています。厳しい親に支配的に育てられる場合や、過度の放任主義の親に育てられる場合でも、愛着障害は発生します。つまり、適切な愛情と保護を両親から受けられることなく、そこに歪みがあることで、愛着障害がおこります。幼少時代に自分が必要としていただけの愛情を受けられなかった状態が愛着障害であるといえます。愛着障害は、パーソナリティ障害やパニック障害、適応障害などの疾患の背景に隠れている病態です。

心理療法により、認知の歪みを解除

愛情不足状態からくる、欠乏感や焦燥感を取り除くことで、癒されていきます。認知の歪みをカウンセリングなどを通じて解除していくことで、人生脚本を書き換えて、潜在意識に適切なインプットを行うことで改善が早まります。適切な働きかけで、認知の歪み、つまり歪んだ思い込みを取り外し、潜在意識をクリーニングするということです。
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