女性の愛着障害

愛着障害の治療には心理療法

恋愛依存は愛着障害

父親がいない女性の愛着障害とはどのようなものか。両親の離婚で3才以降、父親が存在しない家庭で生まれ育ったようなケース、あるいは生まれた時から私生児で、父親という存在がなかった、中学生になる前に両親が離婚してしまい、それ以降は父親のいない家庭で育った。このような女性の場合に、父親という存在が欠如していたことに起因する愛着障害が起こってきます。典型的なものは、「年上の男性にしか恋愛感情が湧かなくなる」というものです。最近、18歳から28歳ぐらいまでの女性で、40才から50才ぐらいの男性と恋愛関係となる「年の差恋愛」が増えています。この背景には離婚率の増加により「父親不在」の家庭環境で成長した若い女性のもつ愛着障害が大きく関与しているのです。この実態を逆に利用することもできます。男性で伴侶がいないまま中年に達した人は、パートナー探しの選択肢の中に、上記のような若い女性を含めることができるということになります。そして、この年の差婚は意外にうまくいくケースが多いのです。女性は、父親的な包容力と愛情を男性に求めます。男性がそれに応えられる限り、女性は愛情の不足を癒してもらうことができます。一方、男性のほうは自分よりもはるかに若い恋人や妻を持ち、非常に満足のできる関係を構築できるのです。ただし、男性のほうに幼児性が強かった場合はこのようになりません。そのため、女性のほうは妻子ある男性を好きになることも多く、これが、不倫などの問題が増加している一つの要因でもあるのです。独身の中年以降の男性は、父親的包容力を持つように自己訓練し、成熟した人格を涵養するならば、若い妻を持つことは決して不可能ではないということなのです。

年上の男性と若い女性の組み合わせ

父親の愛情に飢えている愛着障害の女性を見つけるには、まず、いろいろな女性と会話して、お互いの生育環境の情報を得ることから始まりますので、最初の部分での努力は必要です。こうした女性の愛着障害を理解するには、潜在意識について学ぶことをおすすめします。女性の愛着障害で非常に多いのが、父親との心の絆が切れてしまっているケースです。父親が暴力的であったり支配的でありすぎたために、幼児期に愛されてない感覚を強く持った女性は、愛着障害になりやすいのです。また父親が暴力や支配をしなかった場合でも、無関心であったり、自己中心であり、非共感的な態度を示されていることで、父親との心の絆、つまり「自分は愛されている」という感覚を育てられなかった女性が、愛着障害になります。このいずれのパターンも成長してから、男性とのかかわりで苦労をすることになります。自分をだましたり、欺いたりする男性のことを好きになったり、不倫などの不毛な恋愛にのめりこんだりします。これは、愛情への渇望がもたらした歪んだ衝動がその背景にあります。相手の男性がたまたま健全なメンタリティを持っている場合には、愛着障害に由来する症状はあまり表面化しません。むしろ、女性のわがままや不安定さを上手に受け止める男性によって、その幼児期のトラウマが癒されて、愛着障害から脱出できる女性もいます。しかし、健全なメンタリティを持っている男性ばかりではありません。実際には、愛着障害をもつ女性に限って、性格や行動、性癖に大きな問題のある男性になぜか惹かれるということになります。虚言癖があったり、借金を抱えていたりする男性といつまでもずるずると交際する女性なども、父親との心の絆が破綻している人が多いのです。これを改善するには、破綻した心の絆を結びなおす必要があります。そうすることで、メンタルは本来の力を取り戻し、健全な恋愛ができるようになるのです。潜在意識の中にある破綻した絆を結びなおすのが、催眠療法の大きなメリットです。
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